家畜商、肉屋としての今までの経験を生かし、むかしながらの伝統的な肥育技術で育てている特産松阪牛生産者さんのもとへ直接、牛さんを買い付けに行っています。
生産者さんたちの牛舎を見せて頂き、牛さんの状態、直接触わって肉の付きかた入りぐあいを見て、肥育日数の確認、子牛登記書を見せて頂き血統の確認など生産者さんからお話を伺い私が思う牛さんを探しています。
同じ牛さんでもさまざまで、肥育日数が900日以上の特産松阪牛でも、肉牛として出来上がっている牛さんや、まだ出来上がってない牛さんもいます。
血統書を見るのは牛さんをみてからにしています。まずは牛さんを見ることと触ってみること。血統書をさきに見てしまうと、先入観に囚われてしまうので、良い牛さんかどうか自分の目で確かめることにしています。
自分の足で牛舎をまわり、自分の目、手で確かめる。小林商店のこだわりの1つです。
そして生産者さんたちの牛舎にどんな牛さんがいるか把握しておくことも重要です。
大きめの牛さん、小さめの牛さん、のんびりと育った牛さん、そして出荷が間近な牛さん。
こういった牛さん情報は、生産者さんたちにしかわからない事です。
その大切な情報を直接生産者さんに聞かせてもらいに牛舎にお邪魔しています。